どうも、ぱんげあです。
先日、AWSの資格の一つである、
AWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナル
を受験してきました。
今回の受験を通して、今まで勉強してきた方法と反省点などをまとめようと思います
AWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナルについて
今回私が受験した資格は、
amazonが提供しているクラウドサービスである、AWSに関する
知識やスキルを測るための試験の1つです。
前回私が受験し、2回目で合格できたAWSソリューションアーキテクト アソシエイト
の上位資格というような立ち位置の資格です。
試験の対象者について、
公式サイトによると以下のようです。
AWS Certified Solutions Architect - Professional は、
2 年以上の実践的な経験を持つ個人を対象とするものです
試験の概要は以下です。
試験時間:180分
問題数:75問
回答方式:択一または多肢選択式
合格ライン:750点(得点範囲:100~1000点)
合格の正答率としては75%で、単純計算すると75問中57問正解すると合格なのですが、
問題の難易度で得点の重みづけがされているようなので単純に正答率では
合格かどうかは判断できず、あくまで目安、となります。
受験方法については、テストセンター、または自宅受験ができますが、
自宅受験はWebカメラ設置が必須であったり、不正防止のためにいろいろ準備が必要
であったり、途中でネットワークの不調でWebカメラが途切れたりすると
不正を不当に疑われたりするのももったいないので、
いらぬ心配がないテストセンターでの受験がいいのではないかと個人的には思います。
受験日は決まっておらず、受験サイトからいつでも申し込みをして受験ができます。
また、1回だけ受験日時を変更することも可能です。
資格に合格した場合、資格の有効期限は資格取得した日から3年間です。
AWS認定資格の有効性を保つためには有効期限内に再認定(再受験)に合格するか、
上位資格に合格する必要があり、継続して勉強をしなければいけません。。
また、ソリューションアーキテクトプロフェッショナルの試験は、
2022年11月に形式が変更になっています。
それまでのSAP-C01から SAP-C02 に変わっています。
形式が変わったことで出題範囲と配点割合が変更になっています。
詳細は下記のブログでまとまっていますので、
興味ある方は下記のブログを見てみてください。
受験した理由
私がこのAWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナルを受験した理由は、
かなりざっくりいうとノリです。(笑)
昨年度の12月からAWSにクラウドリフトする案件にかかわっており、
少しはAWSについて知識が付いたかな、と確かめる意味も込めて
AWSから出ているソリューションアーキテクトプロフェッショナルのサンプル問題
を解いてみたところ、6割の正答率で、
案外やるやん自分!
といい気になり、少し勉強すれば合格できるのでは?
と思い受験に至りました。
試験勉強方法
受験を決めてからまずは受験日を決めました。
受験までの間は仕事が忙しいこともあり、
余裕を持たせて4か月先を予約しました。
また、仕事が忙しいため、
平日は会社までの電車移動中に勉強し、
休日にまとめて勉強するようにしました。
なので平日は30分~1時間くらいで、休日は平均して4時間くらいの勉強時間でした。
勉強方法としてはまずテキストを読み込み、
問題を解けるまで繰り返し解くようにしました。
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それと並行して、Udemyの教材も繰り返し解きました。
75問の試験が5回分あったのでとにかく問題をこなして
解説を読んでなぜ選択肢が誤りなのか、を理解するように勧めていきました。
問題の正誤をスプレッドシートで管理して、
3回連続で正解した問題は頭に入っているということにして、
問題をスキップして解けていない問題を効率よく解くように管理していました。
最後のほうは、平日1日で試験5回分の間違った問題を
解きなおしができるほど解いていました。
この試験方法には落とし穴があったのです。。
私が解いていた問題集は、SAP-C01版のものでした。
もちろんそのことは自覚していましたし、
ほかの方の書いたブログで、
SAP-C01版で問題演習してSAP-C02版の試験を受けたが、
(そのブログの著者は)そんなに差を感じず合格できた。
という記事を見てSAP-C01版で問題演習を進めていました。
Udemyでは、2023/8月時点で、
SAP-C02版の問題集もあるにはあるのですが、英語版で
日本語対応版がないのです。
ブラウザで翻訳機能を使ってSAP-C02版をすべきだったのですが、
翻訳した日本語が読みづらく、
日本語版があるなら無理して英語版しなくてもいいのではないか、
SAP-C01版の問題でSAP-C02版を合格した人もいるみたいだし、、
と甘えてしまいました。。
受験と結果
テストセンターには20分ほど余裕をもって到着。
本人確認を済ませて、試験のために写真を撮ったりロッカーに荷物を預けて準備。
試験会場には私物の持ち込みはティッシュペーパーも含め一切許されておらず、
会場から支給されるペンとメモだけ。
自習室のような会場で、
係の方に自分の座席に案内されると試験概要を読み、開始。
自分の個人的な体感としては、
SAP-C01版とSAP-C02版では問題が大きく違い、
SAP-C01版でこなしていた問題範囲とは大きく外れた問題が多く出て、
聞いたことのないサービスもかなり登場してきました。
まだ序盤なのにもかかわらずここで少しあきらめムードに。。
とはいえまったくSAP-C01版で勉強した範囲が出ないかといわれると
そんなこともなく、わかる問題は時間をかけずに解けていたので
180分の試験で時間を60分ほど余らせて終わることができ、
時間との戦いにはなりませんでした。
結果としてSAP-C01版問題集でやってた範囲から
大きく外れたところの問題が多く出て、初めて見るAWSサービスもあり
自信をもって問題に答えられた問題が多くありませんでした
わからない問題もそれなりにあったのと、
手ごたえが全くなかったので後で見直す問題もどうせ見直しても仕方ないか、
と最後はもう半ば諦めモードで終了。
そして試験終了ボタンをクリック。
前回、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験を受験したときは
試験を終了すると即時結果がPCに表示されたのですが、
今回は表示されませんでした。
ただ、午前中に受験して、夜にはサイトを確認すると結果が来ていました。
結果として
1回目のAWS ソリューションアーキテクトプロフェッショナル受験結果は
不合格に終わりました。。。
正答率としては6割ほど。
あと100点ちょっと足りず。
問題数としてはおそらく10問ほど。。
リベンジをしなければならない結果でした。
反省点
反省点1:SAP-C02版の問題を解かなかった
まず大きな反省点としては、SAP-C01版の問題ばかり解いていて
SAP-C02版の問題を解かなかったこと。
本番では聞いたことのないAWSサービスが多く出題されました。
SAP-C02版の問題がUdemyには日本語対応版がなく、
英語版だったので手を出さなかったが手を出すべきでした。
反省点2:問題を解くことに重きを置きすぎた
問題をこなすことに集中しすぎて、
最後のほうは正解となる選択肢を覚えてしまっており、
記憶で選択肢を選ぶようになっていました。
しっかり解説を読んで、
なぜその選択肢が正解なのか、を深く理解することや、
間違った問題で登場したAWSサービスについて、
公式のブラックベルトなどで調べて理解を深めるべきでした。
反省点3:SAP-C02版で新たに登場するAWSサービスについての知識不足
これはほかの反省点にも繋がりますが、
SAP-C01版からSAP-C02版になって新たに登場するAWSサービスが50ほど
ありました。
その50ものAWSサービスがほとんどわからない、
では合格できないのもあたりまえです。
そもそもそのことを試験が終わってから調べて
知ったのでテストへの理解不足が過ぎるのですが、、、
さいごに
AWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験を受験し、
不合格となってしまいましたが、これまでの試験勉強での反省点や、
新形式での問題の傾向を知ることができました。
前回のAWS ソリューションアーキテクト アソシエイトの試験も2回目で合格だったので
正直1回での合格は難しいかなー、とも思っていたので、
精神的なダメージはそこまで大きくないものの、
試験勉強を続ける日々があと1か月続くのかと思うと少し気が重いです。
もう1度気を引き締めて、2回目は合格できるように反省を活かして
勉強していこうと思います。
次のAWSの資格の記事では合格体験記が書けますように。。。
それでは。