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【読書感想文】 "医者が教えるサウナの教科書"を読んで

どうも、ぱんげあです。

 

 

 

 

少し前からブームになっているサウナ。

 

 

私もサ道からサウナに興味を持ち、

友人にも勧められたこともありサウナにはまった人間の一人です。

 

 

 

友人とはじめてサウナに行ったとき、

確かにサウナの気持ちよさは体験できたのですが、

 

”ととのう”とは何なのか、どういう状態になるのか、

 

 

よくわかりませんでした。

 

 

一緒にサウナに行った友人は満足げに"ととのったぁ~!!"

と言っているのに自分はよくわかっていない。

 

 

サウナでの"ととのう"とはどういうことか?

”ととのう”ためにはどういう方法が有効なのか?

 

 

方法を知りたくなりました。

そこで、

 

"医者が教えるサウナの教科書"

 

を読みました。

 

今回はその読んだ自分なりの感想をまとめようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"医者が教えるサウナの教科書"の概要

 

日本サウナ学会の代表理事である加藤容崇氏の著書で、

科学的根拠のあるサウナの効能や、

医学的に正しいサウナの入り方などが書かれています。

 

 

また、科学的根拠はまだないものの、

著者が感じているサウナの効能についても書かれており、

 

 

科学的に根拠のある効能と、根拠ではなく、

著者の経験から考えられる効能が入り混じり書かれているため、

そこはしっかり読み分ける必要があるように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

"サウナでととのう"とは

 

この本には、私がずっと疑問に思っていた

サウナでととのう、というのはどういうことか?

ととのうとどういう状態になるのか?

 

 

ということについて書かれていました。

 

 

ととのう、とは脳と体をコンディショニングする

ということだそうです。

抽象的でよくわかりません。。

 

 

読み進めていくと、具体的には

サウナ後の心身ともに非常に調子がいいと感じられる状態

独特の浮遊感と、体の輪郭あいまいになるような感覚

リラックスはしているけれど、眠いわけではなく、

むしろ鮮明に意識は晴れている

 

と、浮遊感やリラックスがキーワードのように感じられました。

 

たしかに、自分がサウナに入って外気浴をしているとき、

気持ちいい感覚と浮遊感はたまに感じることがありました。

 

 

あの感覚はととのうの感覚に近いものだったのか、

と本を読んで理解しました

 

 

 

また、ととのっているときになにが起こっているか

科学的な説明もされていました。

 

 

内容は長くなるので割愛しますが、

理系の私としては科学的な説明の方が説得力があるように感じました

 

 

 

 

かんじたこと

 

 

この本を読んだ感想として、

全体的にサウナに関する論文があって説明がしっかりされている部分もあるのですが、

まだまだサウナに関する研究は進んでいないのだなと感じました。

 

 

また、サウナに関する効果や"ととのう"ことの効能についても

確かな根拠があるというわけではなく、

研究結果でわかっている効能と、著者の個人的な感想が入り混じっており、

サウナに関する研究がまだ途上であるように感じました。

 

 

サウナに関する研究の紹介もあるのですが、

著者の感想も含まれているように感じたので、

教科書、というよりはサウナ愛好家の解説本、という立ち位置で読むのがいいかな

と思いました。

 

 

また、コラムとしてサウナ愛好家の方々のおすすめサウナが記載されており、

圏内にも紹介されているサウナがあったので今度行ってみたいと思います

 

 

 

いざ実践!

 

 

この本には、著者がおすすめするサウナの入り方が書かれています。

 

その中でHSPヒートショックプロテイン)という物質が紹介されています。

HSPは体内を修復する役割を持っており、

深部体温が38度を超えるとたくさん出ます。

 

そしてサウナ1セットにつき、深部体温が0.6度上昇します。

 

 

私の平熱が38.0~3度なので、4セットサウナをすることで

HSPがたくさん出ることになるので4セット行いました!

 

 

私が行ったスーパー銭湯にある

 

ウェットサウナ(塩サウナ)を自分のだいたいの心拍数で

出るタイミングを計り、10分ほどで出ました。

 

そして、水風呂には気管がスースーするタイミングである、

およそ1分入り、

 

外気浴は足が冷えたタイミングでおよそ10分。

 

 

ウェットサウナ 10分 → 水風呂 1分 → 外気浴 10分

 

 

を1セットとして、3セットしたあと、

 

 

高温のドライサウナに切り替えて1セットしてみました。

 

 

 

いつもは適当に3セットしていたのですが、

今回は2セット目以降はいつもよりも気持ちよく

リラックスできたように思います。

 

 

また、本を読んでととのう状態の感覚も少し理解できたことから、

独特の浮遊感のようなものもいつもよりも感じることができ、

 

今までで一番ととのうことができたように思います。

 

 

最後に

 

 

かなりの割合で筆者の実体験や思いが綴られている印象で、

サウナの専門書、という観点というよりは

サウナが好きな人の指南書。という観点で読むことがいいのではないかと

個人的には感じました。

 

 

 

いま現在もサウナに関する研究は進められているようなので、

今後のサウナ研究に期待大です!

 

 

 

 

その中で、

  • "ととのう"には個人差があり、
    時間ではなく自分の脈拍を基準にサウナを出る時間を調節する
  • ドライサウナとウェットサウナの違いと、サウナ別の効果
  • サウナの最終セットのサイクルを変える

 

という3点は特に参考にしようと思う内容でした。

 

 

 

今通っているジムにもサウナがありますし、

家から自転車圏内にスーパー銭湯があるので、

この2つのサウナをホームサウナとして活用し、

自分が納得できる”ととのう”を経験したいと思います。

 

 

 

それでは